だらしないね

続くまで続ける

ホワイトハウスが必読書にしている話し方の本

僕のメンターの一人であるクリス・モンセンさんが推薦していた本で、興味があり購入してみました

 

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相手の言葉の裏に隠された感情や、難しい会話などにどう対処すればよいかを
具体的に説明されています。


タイトルから、内容は「こう聞かれたら、こう返す」という技術本かと思いきや
人間の生き方とは?など深いところまで書かれていました。
正直言って、かなりのボリュームでした・・・。

 

責めと加担を区別する

本書では、"加担"という概念を多用します
いつも自分の中では、相手が責められている。責めるのはやめたほうがいいですが、「責めるのをやめろ」というアドバイスではなく
"自分にも責任がある"という考え方をしてみるというのが大きな本筋です。

 

人間関係がうまくいかなかったときは、どちらか片方「自分が悪い、あるいは相手が悪い」という両極端な考えをしてしまう
難しい曲面でどのように対処すればよいか、架空の人物同志の会話を用いてわかりやすく紹介されています。

 

最後に
僕自身が面白いと思った箇所をピックアップします

・わたしは本当に正しいか
「わたしは正しい、あなたは間違っている。この単純な思い込みが苦痛の悪循環を生み出すのだ」

 

・あなたの言い分は、自分の中では理にかなっている
「自分に問題がないと思わないのは、事実こちらに問題があるわけではないからだ。こちらの言っていることは理にかなっている。ただし相手の言っていることもまた理にかなっているのだ。人はこの世界で起こることに別々のストーリーを持っている」

 

・あなたに他人を変えることはできない
大ベストセラー 嫌われる勇気にも「馬を水辺に連れていくことはできるが飲ませることはできない」ということわざが紹介されていました。

 

・あなたが話を聞けば、相手もあなたの話を聞く

人は誰でも自分のやり方が正しいと考える傾向があるということです
相手が100%間違っていると思うときでも、相手にはこちらの知らないことが必ずある。


人の話に心から耳を傾けるって
分かっててもすごく難しいです。
自分自身で「難しい」と感じているので、自分が話してるときは「相手は自分のことを聞いてないかもしれない」と思ってしまいます。
まだまだ勉強不足です…。

 

追記
こういう「生き方」のような本を読んだときに思うことは
「もっと早く読んでればよかった!」「学生の時に知っていれば」のようなことばかりですが
そういう"後悔"を感じながら読むのが一番効果があるのかもしれないですね。