スタンフォード式最高の睡眠本紹介
前半は「睡眠とは?睡眠の意味は?」という睡眠の研究について書かれています
後半はいよいよ、眠りの質を高めるための方法ですが、何度も90分というワードが出てきます。
眠りはじめの最初の90分が一番大事ということらしいです
余談ですが、この本のように
大事な話は何回も本の中で繰り返されるらしいです。良い本は、どこを読んでもある程度本からのメッセージが伝わってくるとのこと。(昼のテレビ番組ごきげんようでメンタリストのDAIGOさんが言っていました)
レム睡眠やノンレム睡眠のことは聞いたことある人が多いと思いますが、僕自身も実際よくわかっていませんでした
寝始めの最初の90分とレム・ノンレム睡眠の関係がすごく深いようです
8時間睡眠の人より、6時間睡眠の人が元気だったりするのは、この90分を上手く寝れている人で、最初の90分の質が良ければ良い睡眠の質を確保できる
これは、たくさん寝ることができない忙しいサラリーマンには特に知りたい話だと思います
ホワイトハウスが必読書にしている話し方の本
僕のメンターの一人であるクリス・モンセンさんが推薦していた本で、興味があり購入してみました
相手の言葉の裏に隠された感情や、難しい会話などにどう対処すればよいかを
具体的に説明されています。
タイトルから、内容は「こう聞かれたら、こう返す」という技術本かと思いきや
人間の生き方とは?など深いところまで書かれていました。
正直言って、かなりのボリュームでした・・・。
責めと加担を区別する
本書では、"加担"という概念を多用します
いつも自分の中では、相手が責められている。責めるのはやめたほうがいいですが、「責めるのをやめろ」というアドバイスではなく
"自分にも責任がある"という考え方をしてみるというのが大きな本筋です。
人間関係がうまくいかなかったときは、どちらか片方「自分が悪い、あるいは相手が悪い」という両極端な考えをしてしまう
難しい曲面でどのように対処すればよいか、架空の人物同志の会話を用いてわかりやすく紹介されています。
最後に
僕自身が面白いと思った箇所をピックアップします
・わたしは本当に正しいか
「わたしは正しい、あなたは間違っている。この単純な思い込みが苦痛の悪循環を生み出すのだ」
・あなたの言い分は、自分の中では理にかなっている
「自分に問題がないと思わないのは、事実こちらに問題があるわけではないからだ。こちらの言っていることは理にかなっている。ただし相手の言っていることもまた理にかなっているのだ。人はこの世界で起こることに別々のストーリーを持っている」
・あなたに他人を変えることはできない
大ベストセラー 嫌われる勇気にも「馬を水辺に連れていくことはできるが飲ませることはできない」ということわざが紹介されていました。
・あなたが話を聞けば、相手もあなたの話を聞く
人は誰でも自分のやり方が正しいと考える傾向があるということです
相手が100%間違っていると思うときでも、相手にはこちらの知らないことが必ずある。
人の話に心から耳を傾けるって
分かっててもすごく難しいです。
自分自身で「難しい」と感じているので、自分が話してるときは「相手は自分のことを聞いてないかもしれない」と思ってしまいます。
まだまだ勉強不足です…。
追記
こういう「生き方」のような本を読んだときに思うことは
「もっと早く読んでればよかった!」「学生の時に知っていれば」のようなことばかりですが
そういう"後悔"を感じながら読むのが一番効果があるのかもしれないですね。
読んだら忘れない読書術を実践してみた
本を小説やビジネス書を含め年間50冊ほど読むのですが
以前に読んだ本の内容を思い出せないといった場面があり
気になるタイトルを見つけたので読んでみました
目からうろこの情報が多く、その一つとして「レビューでアウトプットする」
といった内容が書かれていたので実践します
速読より深読
著者は本書中で深読(しんどく)という新しい言葉を使いました
"本から学びと気づきを得て、議論できる水準にまで内容をきちんと理解するように深く読む"
たくさん読めば読むほどいいのですが、読んだつもりになっているだけでは意味がないですね
著者の定義は「内容を説明できること」、そして「内容について議論できること」が重要で
感想や自分の意見を述べられなければ本を読んでる意味がありません。
僕自身、本を読み終わった後「面白かったな~」と思うことがあっても、うまく説明できないといったことがよくあったので、当書の内容を実践してみることにしました
確かに読んだ本の数の多さは知的好奇心を満たしますが、自己満足に過ぎません
本を読んだことによって、自分の行動が変化して成長することに意味があるんですね
本は汚く読む
この本を読むまでは、折り目もつけずに読み終わった後も新品のような綺麗さで本棚にしまっていました(売るわけでもないのに・・・)
これでは2度目読み返すときにどこが重要だったか分からないので、本書アドバイスの「重要箇所にマーカーをつけていく」ことにしました
僕は、折り目を付けるのはやはり嫌だったので、マーカーをつけたページは付箋を貼ることにしました。
3色ボールペンを使い
・重要な箇所は青
・最重要な箇所は赤
・新しい言葉や見慣れない単語は緑
といった色使いをしました
おそらくほとんどが青になってしまうかもしれませんが、どこかの哲学者の方が「本にマーカーをつける時は青がいい」 と言っていたそうな?
本書では読書術のほかに、本を読む重要性や本の選び方、効率よく読む方法などが書かれています。
まだ実践して数冊なのではっきりとした効果は分かりませんが、こうして「アウトプットしなければ」と考えながら読んでいると、普段より読み終えた後の記憶は良いと感じます。